朽葉


 日本の七年制大学を卒業。

 本業の哲学をあんまりやらずに、サイバーパンクにハマったり民俗学を摘み食いしたり畑違いの絵画史の講義にスニーキング・ミッションを決行したりジャズやらテクノを聞きかじったり、色々しながら現在に至る。

主な貯金先はゲーセンと本屋。振込みは出来るのに何故か引き出しが出来ない。

人類愛と良識に満ち溢れた友人に相談すると、ニット帽で顔を隠しピストルを装備して行かないと、引き出しには応じてくれませんよとニヤニヤ顔で諭される。

そんな日々



現在、月刊モブに連載している作品

『ウィスパーヴォイス』

 大正期の日本に似た、此処では無い何処か。

 其処では、ヒトの血を啜る怪物達が夜の中で蠢いていた。

 怪物達はかつてヒトであった。

 怪物達は夜の闇に紛れて、終わらぬ悪夢を廻る。

 この物語は、四匹の怪物達の物語。

 ある時は、ヒトであった頃の残滓に縋り、またある時は、おぞましい欲望をぶつけ合いながら、怪物達は生きる。

 虚ろな自我、人形愛と孤独、退廃と美への執着、愛憎と暴力。

 二人の少女が夜の天幕の内で再会を果たす時、物語は歌われる。

 囁き声(ウィスパーボイス)でもって。

『登場人物紹介』

●雨宮ルイ

 なりたての吸血鬼。現在は親であるユウの下に身を寄せている。長身痩躯

●雨宮ユウ

 数百年もの時を超えた、古い吸血鬼。ルイの親にして、球体関節人形作家。永遠の少女

●黒沢恵

 人間であった頃の、ルイの数少ない友人。人間

●エドゥアール・ド・ジュオー

 フランス出身のヴァンパイア。剥製にした少女達から、美しきゾンビーを仕立て上げる、芸術家



掲載作品ギャラリー

6、『ウィスパーヴォイス第1話』朽葉(モブ第一号掲載作品)

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