五、ゲームクリエイター症候群

 

 これは彼のPCに残されていた、新しいゲームの立案のためのメモ類と彼の作品作りに対する考え方の記されたエッセイの抜粋である。

 直接、僕の病気を治す処方箋に成りえるかは不明だが、あの社長が贔屓にしていた人物であるので、僕にとっても何かの足しになるかもしれないので書き写しておく。

 

 

『道徳を壊すための武器』

 

世界観としては、現代日本と同じような極普通の世界。急に宇宙植物が飛来して、人類は食われたり食われなかったり。東京は植物たちの巣と化したが、人口の少ない(植物たちにとっては、食料の少ない)千葉とかはぜんぜん普通のままだった。主人公は現代っ子な、二十歳いかないぐらいの男子学生で、千葉県の郊外(成田空港の近くぐらい。)に住んでいる。ちなみに家は兼業農家。

 

主人公は、一応家が金持ちなので、直ぐに近くの空港からしょっちゅう海外旅行。何だか東欧の貧乏そうな街のスラムの市場で売られていたエルフの少女を見つけるやいなや即金で購入。お店の人は貧乏なのでおお助かり。主人公もいい気分になって皆ハッピー。

 

そんな中、宇宙植物達は、東京の人間を食いつくし、おなかを空かして、江戸川を渡り千葉に進行を開始した。でも植物たちは気候の変化に弱いから、寒い茨城まで行けない。千葉県民は、千葉に何の執着が無い人が多いので、どんどん皆さん安全な茨城に、国から補助金も出ることも手伝って引っ越してしまう。それをヤバイと思った千葉の上層部は宇宙植物を退治したら膨大な賞金を出すと宣言。それを聞いた主人公も、ノリノリだが、宇宙植物はバイオ怪獣なので普通の兵器は効かないと言う。そんなご都合主義な設定を耳にした主人公は目には目を歯に歯をということで、自分でバイオ兵器を作ろうと考える。

 

そして主人公が導き出した答えとは……

 

ゲームの流れとしては、買ってきたエルフが様々な生物と交配できると知った主人公が、小遣いや宇宙生物を倒した賞金で珍しい生物を購入したり、自ら千葉の山奥に出向いて捕まえた珍獣をエルフと異種姦させ、強力な生物兵器を作るというのが大筋。エロ要素は異種姦場面で補完する。

 

話のポイントとしては、どれだけ道徳が壊せるかが中心的なテーマとなる。例えば、エルフに無理やり異種姦させたり、その結果生まれた子供を(エルフにとっては、お腹を痛めて産んだ我が子だが)生物兵器として戦場に送るため引き離さなければならないし、結構殺られるので、また新しく異種姦させなきゃいけなかったり。他にも、宇宙植物を倒せると賞金が出るから、賞金稼ぎもたくさん来る。そいつ等を上手くだまして、こちらの戦いが有利になるように、捨て駒として戦場に出したり、生まれてきた生物兵器が優秀になるには、にどれだけおぞましい養育が出来るかでも大きく左右される。他にも、種として中途半端な生物兵器が直面する孤独や自分への嫌悪とか、その他色々、道徳的な事を壊しまくらなきゃいけないシナリオを増やさないと、このゲームの意味が無くなってしまう。


道徳を壊す為の武器.png

このゲームで、何を訴えたいのか……別に、道徳的に壊れた事は極限状態に成ったから起きたわけじゃないということを、僕等は知らなきゃいけない。主人公は、引越しすれば安全に暮らせたわけで、自ら好んで非道徳的な戦いに身を置いているという設定が大切。人は、何かちょっとおいしい話があれば直ぐに傾いてしまう、それがどんなに背徳的なことであっても、そして背徳的であるからこそ惹かれるものだ。

 

あと、注目したいのは、民衆の問題。世論が傾き始めると、どんなに間違った事でも、まかり通ってしまって、みんなハッピーというシナリオも追加したい。たとえばマイノリティーな人々を粛清していく話とか、それをテレビのバラエティー番組で中継して、主人公が変な事を始めて、勘当した両親が、それを大笑いしながら見て、隣の奥さんとその話で盛り上がったりとか、そういう場面も入ると、道徳が壊れているのは、主人公がたまたま変な人だったというわけではなく、みんな、どんな優しい人でも狂気に陥る事はあるよねっていうはなしを、アイロニーを入れながらも、かわいくファンキーに書ければ最高だと思う。

 

そう、この作品は、なかなか掴みどころのない、道徳を、非道徳的なものをたれながしにすることで、逆説的に再確認しようという試みなのだ。

しかし、間違ってはいけないのは、これはエロゲーだから、エロくないとダメだと思う。そういうところのバランスが上手く取れなければ、ただセンセイショナルな内容になってしまう。すごく問題な内容なのに、エロが付く事によって、いい意味で安っぽくて笑い飛ばせる作品になれれば良いなと僕は思うのだ。

 

 

前置きはさておいて、僕が言いたいのはいい加減なメディアの尊さについてだ。最近思うに、みんな考えすぎなんじゃないだろうか?例えば文学作品を読むにも、何がそこから読み取れるかとか、今の時代にどんなメッセージを投げかけてるのだろうかとか、社会問題に対してこの作品はうんたらかんたらと……小学校からそういう事が国語のテストに出るし、世の中には文学作品に対する評論とかも五万と転がって、もはや作品よりも多く成っちゃってるんじゃないの?

 でも、そういうことって、一番大切なことなんだろうか?という疑問を投げかけると、よくこういう答えが出る事がある。それは、確かに作品に触れた時に、色々その作品に隠されたテーマやメッセージ、土台みたいな事を感じ取るのは大切な事だし、面白い事だと思うけど、やっぱり一番大切なのはその作品に触れている瞬間を素直に楽しんだり、感動したりする事なんじゃないだろうかと。
 くだけた言い方をすれば、音楽を聴くときに大切なのは、その旋律やビートに心躍らし聞き入る事で、作曲家や、時代背景のなどのウンチクや、メッセージ性や音楽性の議論は二の次でいいんじゃないかって事。

 確かに、僕も、どっちかといえば、そういう考え方は解るし、生の芸術に生の人間が触れるってことはまさにそういうことなんだと思う。でも、今回僕が述べたいのはそうじゃない。僕が問題と思ってるのは、そういうふうに作品に触れている人、触れたいと思っている人に対して、ある意味、議論を強制してしまう、作品(メディア)側の性質的な問題なのだ。

 ちょっと例をあげてみよう。例えば、普通に人が美術館に行って、すごい絵画を見たとしよう、すると見た人はその絵にもちろん感動するだろう。でも、それと同時にこの絵は誰がどういう気持ちで書いて、どういう時代背景で、どういうメッセージがこもってて、とか、どういう絵の具で、どういうキャンパスに、どういう描き方で描いたんだろうとか極自然に考えると思う。きっとそういうふうに作品に触れた人に、いろいろ考えさせる力がある作品、メディアこそ『芸術』と呼べるのだと思うし、少なくともここではそう定義しよう。
 それに対して、美術館から出て、駅で電車に乗る前に、入った公衆便所の壁に書いてある落書きを見ても、人は何も感じないか、せいぜい嫌だなとか、結構上手いなとかそういう簡単な事しか頭に浮かばないだろう。こういうふうに、トイレの落書きも一応作品……メディアではあるけれど、それに触れた人に対して、何か考える事をさせないものもある。これをここでは『落書き』と呼ぼう。

 

無論、落書きより芸術の方が優れていると思えるのは当然だけど、まあ、確かに芸術は凝っていて素晴らしいものが多い。しかしその代償として何か考えさせることを強制して、社会に影響与えてしまうという性質を持っているから、うかつな事はかけない。
 例えば漫画がそうだ、昔はただの娯楽で、漫画というメディアを用いて、どんなに世界平和を訴えたり、社会風刺をした内容のものを描いたとしても、解っている人は解っていたとしても、大半の人々からは「所詮は漫画」というレッテルを貼られ本気で相手にされなかった。

でも、今や漫画というメディアも世の中から『芸術』として受け入れられて、社会にメッセージを訴えかけて、影響力を持つようになった。インターネットの掲示板もそうだ、最初は本当にトイレの落書きとか言われてたけれど、今や、そこに書かれていることが、ニュースで出たり、評論されたり、ドラマになったり、警察が動いたり、ある意味『芸術』になってしまった。
 『落書き』が『芸術』に格上げされることは悪い事じゃない、むしろ良いことだと思う。でも、一度芸術に成ってしまうと、社会や人に与える影響力が強くなるから、規制が強くなったり、あまり刺激の強すぎるものは作れなくなってしまうし、他にもそのメディア自身が芸術としての見られることが多くなれば、肩の力を抜いて楽しめる娯楽的な作品はレベルの低いものとして見られてしまう事だってある。こういう、メディア内の差別みたいなものが、今の漫画やアニメといったメディアの中では結構問題に成っていると感じるし、何より怖い事は、落書きから芸術に格上げされるということは、もういい加減なものや、激しすぎるものは創れなくなるという枷がはめられてしまうということだ。

 例えば、道徳って何だろうとか思って、逆にとても非道徳的な話を文学作品として書いたとすると、いろいろ話題や問題にも成ってしまうだろうし下手をすれば発禁処分だ。でも、その作品がエロゲとして出されたら?同じような話だとしても、「すごい内容だけど、所詮エロゲだしな」で終わる場合が殆どだと思う。それはある意味エロゲというメディアが、成長はしているとはしても、まだ芸術として世の中に認識されていないためだ。いい意味でエロゲは落書きのままでいる。
 この「いい意味で落書き」というのが僕は大切なんだと思う。ただでさえ、堅苦しい世の中そういう、いい加減なメディアってのは必要なんじゃないだろうか?何かすごく大切なんだけど、大勢には逆らっているような事を書くとき、もし、芸術化してしまった漫画というメディアでそれをやれば、圧力もかかるだろうし、風当たりも強いと思う。でも、いい意味で落書きの、エロゲとかエロ本とか、自分のブログとかに書く分には大した力も無いし、それを見て考えてくれる人は少ないと思うけど、本当に自由に作ること、本当に自由に触れて感じる事ということが出来る一つの方法になっているのだと僕は思うのだ。

 

 

『メイド牧場物語』

 

経営シュミレーションゲームに恋愛シュミレーションの要素を移植した、新感覚ゲーム。

 

世界観としては、主人公は宝くじが何となく当たったので、昔からやりたかったメイド牧場をする事にする。この世界では、人間とは別に『メイドさん』という生物(外見は人間の女性と同型)が居て、皆メイド牧場でメイドさんを買って家で家事などをさせているのだ。

 

ゲームのシステムとしては、まず、宝くじの元手から『メイドさん』をかってくるところから始まる。尚、メイドさんには以下のバロメーターがある。

@おっぱい A教養 B繁殖力

 

『おっぱい』はメイドさんを出荷する時に値段が決まる一番大きなバロメーターだ。おっぱいはメイドさんの可愛らしさをはじめとする外見の良さを示しているといってもいい。

『教養』は、メイドさんを出荷する時の値段のバロメーター(賢い方がいい)にもなるし、メイドさんを出荷せずに、牧場で働かせた時の仕事量や、育て途中のメイドさんの教育を手伝わせたり、任せたりする時の、育てられている側のメイドさんのバロメーターの上昇の具合に影響する。

『繁殖力』は、ずばり、主人公であるご主人様とニャンニャンすると何割の可能性で増えられるかというバロメーターだ。メイドさんはただ単に、他のメイド牧場から幼女のメイドさんを買ってきて、育てて出荷する事も出来るが、より効率良く稼ぐには、やはり自分の所有しているメイドさんと交配して生ませた方がいいし、能力の高いメイドさんと交配する事が出来れば、その娘メイドさんにも能力がある程度引き継がれ、よりよいメイドさんに育ちやすかったりする。

 

ゲームの流れとしては、まず最初は幼女メイドさんを他のメイド牧場から(バロメーターの具合によって値段はかわる)買ってきて育てる。その際、『教育』をする必要があるが、ゲームのシステムとして主人公は一日三回しか行動が起こせないので、一日に『教育』できるメイドさんは最大三人までだ。しかし、ゲームを進めれば、最大12人までメイドさんを牧場で飼えるので、大人のメイドさんがいる場合、その大人メイドさん一人につき一人の幼女メイドさんの教育を任せられるので、より多くの幼女メイドさんを同時に育てる事が可能にになるのだ。

尚、教育をしなくても幼女メイドさんは育つが、教養のパラメーターは著しく上がらなくなり、商品価値はかなり落ちてしまう。

 

他にも、メイドさんには餌を与えなくてはいけない。餌やりは、主人公の行動には数えられずにメイドさん達が自分で食べる。餌にもランクがあって、いい餌は高いけど、それを食べさせているメイドさんのおっぱい値は高くなる。逆に安い餌だとおっぱい値は上がりづらいし、ケチって食べさせないと死んでしまう。

 

あと、主人公の行動として『繁殖』がある。これも主人公の行動に数えられるので、一日、『教育』と合わせて三回までだ。『繁殖』では主人公は大人メイドさんと繁殖行為(エッチシーン)をし、新しいメイドさんを作る事が出来る。一回の繁殖行為で、新しいメイドさんが出来る確率は繁殖行為をする相手となるメイドさんの『繁殖力』の値に左右される(アイテムである婦人体温計を入手するとメイドさんの体温をグラフで確認し妊娠しやすいタイミングを知る事も可能だ、これによって無駄に行動を浪費する事が減る)。尚、『繁殖力』の値は、遺伝や、餌、そして年齢によって左右される事が多い。

 

このようにゲーム内では、メイドさんを買ったり、作ったり、育てていくが、メイドさんは出荷しなければお金に成らない。メイドさんの売値は、年齢にも大きく左右される。18〜25歳位までが一番高く売れるが、その頃が、メイドさんの繁殖力が高くなるし、大人のメイドさんは『教育』の手伝いなどもしてくれるので、牧場にとっても必要な人材になってくるため売り時が難しい。他にも、繁殖行為のしたことの無いメイドさん(処女のメイドさん)は特別高く売れたり、出産した事のあるメイドさんは、値が落ちたりするし、いろいろな市場で出荷ができるが、場所によっては幼女メイドさんが高値で売られる所もある。その辺りの経営手腕も試されるゲームなのである。

 

 

僕はハングリー精神に満ちていると思う。才能が有るか無いかは別として、僕のハングリー精神は凄いと思う、自画自賛してしまう。
 でも、これは単なるハングリー精神とは違う。だって僕は金持ちじゃないけど、貧乏でもない。

 じゃあ、なんなの?と尋ねられれば、あえて言うならそれは心のハングリー精神。僕はお世辞にも元々心が裕福とはいえない、人見知りで、初対面の人と中々打ち解けられないし、そもそも大勢で居るのが面白くない、キャラも変わっているというか、変態だから、なかなか理解もされない。
 ほっといたら、本当に一人になってしまう。孤独が僕にとって暗い崖か、明るい丘かは解らないけど、きっと油断したら一人になってしまう。
 そして、一人になんかなったら、もっと心が貧乏になってしまうという警告音が、リンリン鳴ってる。
 だから、僕は、これ以上貧乏になるのが怖くて、もがいてしまう、どっちに行けばいいか解らないこともあったけど、今はこうやって書いたり、作ったりすれば何か良くなるんじゃないかと思うのだ、作品を作ること自体が、何か心を貧乏にする貧乏神に立ち向かう武器になる気がするんだ。

 きっと、この気持ちは多くの作家やクリエイターやアーティストに共通するんじゃないかと、ちょっと思ったりもする。
 彼等に変人やエキセントリックな人が多いように見えるのは、彼等の才能が外に現れてそういうように見えるのではなくて、元々彼等はそういう性格で誤解されたり、孤独に苦しんだり、迷ったり、そういう心の貧乏神的な物から逃れたくて必死に努力している結果、彼等のような人々が芸術家として成功しているから、外からはそう見えるんじゃないだろうか?
 だから、僕は怖いのだ、もし僕が何かの弾みで幸せになってしまったら、もう創れなくなってしまうんじゃないかってね。それは親友と別れるのと同じような気分だ。

 でも大丈夫、当分それは無いような気がする。そう、ここは安全で孤独だ、世界の何処より安全な僕の家だ。

 

 

「東京メイドランド」

 

千葉県、浦安市某所に存在するテーマパークに、突如登場したアトラクション、「メイドランド島の大冒険」を中心にした青春エロコメ群像劇。

 

主人公は冴えないフリーター男子。地元が千葉で其処でバイトしたらちょっとはモテるんじゃないかと勘違いした彼が、見事に面接を突破し配属された部署こそ「メイドランド島の大冒険」のアクター部門であった。

 

テーマパークではネズミやアヒルや、犬や、リスをモチーフにしたキャラクターが忙しなく動き回っている。実際に存在しない彼らが動けるのは、彼らの中に人が入って動かしているからだ。何とあのキャラクター達は着ぐるみだったのだ!

そして、主人公の配属された部門でも同じことが行われていた。「メイドランド島の大冒険」のアトラクション施設の中で生活しているメイドさん達は皆「着ぐるみ」で中に人が入って動かしているのだ。

面接に合格し配属された同僚達、中にはネズミやアヒルのキャラクターに入りたくて面接を受けた女子や普通に仕事が無くて受けたオッサンまで混じっている。

老若男女を問わずに、ハイブリットバイオ着ぐるみの「メイドさんの皮」が配給され、彼等はそれを被るのだ。流石に最新式の着ぐるみは高性能で、誰が着ても可愛いメイドさんに成れるのだ。

 

彼等はメイドさんに成り切りメイドランドのキャストとして生活を始めるが、元来、潜在的なメイドへの性癖があった主人公は、アクターのメイドさん達を襲い始める……

 

ゲームシステムとして、同僚のメイドさんにメイド仲間として近づき恋愛関係に成りエッチシーンをするのが目的。

しかし、メイドさん達の中身は女性とは限らない。些細な言動から、相手がちゃんとした女性かどうか推測して交友を深めないと、逆に掘られる可能性も在り。

 

現代社会の匿名性というのが僕なりのこの作品に込めたテーマだ。ネット上では誰でも別人に成りきれる。技術が進化すればその速度は加速度的に上昇するだろう。現に数ヶ月前米国では他人の顔を移植する手術も成功したらしい。こういった事象を、「メイドさん」の着ぐるみを通して、象徴的に映し出せる作品になればと思うのだ。

 

しかも、グラフィック的なゲームジャンルとしては、女装少年メイドと少女メイドの絡みと言う感じになるので、在る程度の需要も見込めるはずだ。会社にはこっちの方面からこの企画のアプローチをする事にしよう。

 

 

これ等が彼の絶筆と成ったメモらしい。彼がどのようにこの世を去ったのかは今後、調査するつもり(この前のバーや事務所での話しぶりからすると、たぶんあの女秘書が事状詳しそうだ。)だ。

 

あともう一つ気になる点として、この最後の小節に在るメイドランドが東京湾の有名なテーマパーク内に存在するという設定は、彼と交友関係にあった社長の持論と対比すると、いささか地理的に矛盾する部分がある点だ。まあ、こちらはあくまでもフィクョンの原案に過ぎないのだから其処まで神経質になる必要はないだろうが、こちらにも同時に調べていく必要がありそうだ。

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